Ten years is a long time.の場合Ten yearsが単数なのに対し、Ten years have passed since my father died. の場合はTen yearsが複数扱いです。なぜでしょうか?
英語においてten yearsのような時間表現が単数扱いされるか複数扱いされるかは、文脈やその表現が文の中でどのような役割を果たしているかによって異なります。
- Ten years is a long time.
この文では、ten yearsが単数扱いされ、動詞isが使われています。これは、ten yearsが一つのまとまった期間として捉えられているためです。英語では、時間、距離、金額、量などを表す表現が、複数の要素(例:years, dollars, miles)を含んでいても、全体として一つのまとまった概念を指す場合、単数形で扱われることが一般的です。
例:
Five dollars is enough to buy this book. (5ドルあればこの本を買える。)
Twenty miles is a long distance to walk. (20マイルは歩くには長い距離だ。)
- Ten years have passed since my father died.
この文では、ten yearsが複数扱いされ、動詞haveが使われています。これは、ten yearsが個々の年(years)として捉えられているためです。この文脈では、「10年」という時間が、個別の年が積み重なって経過したものとして意識されており、複数形の動詞haveが使われます。
例:
Ten years have passed since we last met. (最後に会ってから10年が経った。)
Many days have gone by since the event. (その出来事から多くの日々が過ぎ去った。)
補足
英語では、このような時間表現の単数/複数扱いは文脈や話者の意図に依存します。ネイティブスピーカーでも曖昧に感じる場合があり、どちらの動詞を使うかでニュアンスが微妙に変わることがあります。ただし、以下のようなガイドラインが一般的です:
「~年経った」「~年が過ぎ去った」などの表現では、複数形(have/has)がよく使われます。
「~年は長い/短い」などの形容詞を使った表現では、単数形(is)がよく使われます。