一見簡単な英作文に見えますが、はたして以下のどちらの表現が自然でしょうか。

It takes about two hours from Tokyo to Kyoto.
It takes about two hours to get to Kyoto from Tokto.

結論としましては、どちらも文法的に正しく、意味も同じですが、ニュアンスの自然さが少し違います。

It takes about two hours from Tokyo to Kyoto.
シンプルで事実だけを伝える感じで、交通案内や説明文のように客観的に距離感を言いたいときによく使います。旅行ガイドや時刻表の説明っぽい響きです。

It takes about two hours to get to Kyoto from Tokyo.
「東京から京都に行くには2時間かかる」というニュアンスがより強いです。会話の中で自然に出てきやすい表現で、”to get to” がある分、「実際に移動する感覚」を伴っています。

もともとの日本語が「東京から京都まで」となっていると、普通はfrom Tokyo to Kyotoとやりたくなりますが、これにget toを入れると、from Tokyo to get to Kyotoとは言えませんので、「to get to 目的地 from 出発地」という順に変えないとだめですね。

最後に、具体的な会話の例を挙げておきます。

会話例 1(説明的:from A to B)
X: How far is it from Tokyo to Kyoto?
Y: It takes about two hours from Tokyo to Kyoto by Shinkansen.
* 「東京から京都まで(距離・所要時間)」という 事実の説明。

会話例 2(日常会話的:to get to B from A)
X: How long does it take to get to Kyoto from Tokyo?
Y: About two hours by Shinkansen.
* 「東京から京都に行くにはどれくらいかかる?」という 動作に焦点を当てた聞き方。

会話例 3(旅行の相談)
X: I want to visit Kyoto tomorrow. How should I go there?
Y: Well, it takes about two hours to get to Kyoto from Tokyo by bullet train.
* 「行く」という動作を意識してアドバイス。

会話例 4(観光ガイド風)
X: The Shinkansen connects Tokyo and Kyoto.
Y: The journey takes about two hours from Tokyo to Kyoto.
*  旅行パンフレットや説明書きに多い表現。

投稿者 shobota

都立高校で40年以上英語を教えている教員です。哲学や倫理に関心があります。

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